オフセット印刷機を利用しての冊子印刷

冊子印刷と言うのはパンフレットやカタログなどのような複数ページの構成となる印刷物で、中綴じや無線綴じと言った製本を行う事で、数ページの印刷物の事を冊子印刷と呼んでいます。冊子と言うのは、広告チラシのようなペラ物の印刷物ではなく、ある程度のページ数を持つものをこのように呼んでいるのです。因みに、印刷には色々な手法が有りますが、オフセット印刷と言うのはオフセット印刷機を利用して印刷を行う手法であり、冊子印刷も可能になります。オフセット印刷で印刷物を作る場合は、最初にページレイアウト用のソフトウェアを利用して各ページの版下を製作します。

製作されたページはプリント出力を行ったり、セッターを利用して直接フィルム出力等を行って版を作るのです。紙出力した場合は、それをフィルム撮影を行ってから印刷機で印刷に利用する版でもある刷版を作ります。因みに、オンデマンド印刷と言う手法が有りますが、オンデマンド印刷はページレイアウトを作り上げた後に専用の印刷機を利用して出力する事で各ページの印刷が出来、後は製本を行えば冊子印刷が完成します。しかし、オフセット印刷の場合は刷版の製作を行い、刷版を利用して印刷を行う事になるのが特徴です。

そのため、オンデマンド印刷と比較をすると工程は多くなりますが、その分写真などを綺麗に印刷できることからも、カタログなどを製作する場合などではオフセット印刷機を利用して刷版印刷を行うケースが多いのです。

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